さて、タックルの準備ができたらセットしてみましょう。
まず、ロッドをつなげます。
この時に、ガイドかきちんとまっすぐに並ぶようによく見てつなぎましょう。
次に、リールをリールシートに固定します。
釣っている時にリールが落ちたりしないように、しっかりと固定してください。
次に、リールのベールをおこしてラインを引き出して、ロッドのガイドに下から順番に通していきます。
この時にベールを必ずおこすこと。ガイドは、順番に必ず全部通すことを忘れないようにしてください。
トップガイドまでラインが通ったら、適当な長さにラインを引き出し、ルアーに結びます。
ラインの結び方はいくつもありますが、結びやすい結び方をどれか一つ覚えておけば大丈夫です。
ルアーにスプリットリングが付いているか、スイベルを使用する場合は、私は、手軽で強度的にも充分なユニノットを使っています。

ただし、ルアーにスプリットリングが付いていないときには、フリーノットのほうがルアーの動きを妨げないのでいいかもしれません。

ルアーが結べたら、リールのベールを元に戻してタックルの準備は完成です。
現地で慌てないように、何度か練習をしておくといいでしょう。
また、近くに空き地や池などがあったら、オーバーキャスティングだけでよいので、キャスティング練習もしておくと、渓流ではすぐに釣り始められますよ。
渓流選びのポイント
いざ釣りに行こうと思っても、何処にいったら良いのかわからないという方もいると思います。
近くに主だった渓流がないようでしたら、雑誌などに載っているポイントガイドで近くの渓流を探してみましょう。
ビギナーの方には、実績の高い渓流をお薦めします。
実績が高いということは、漁協の管理が行き届いているからです。
有名な河川は釣り人が多くて、魚がスレているということもありますが、確実に魚がいる渓流を選んだほうが、釣れる確率は高くなりますから。
また、実績の高い渓流を管理している漁協の管轄地域の中で、近くの別の川を選ぶという方法もあると思います。
同じ漁協ですから、他の渓流もしっかりと管理されているはずですから。
近くの渓流をお薦めするのは、上達のコツとして同じ渓流に1シーズン通して通えるほうがいいからです。
1シーズン通して通うことで、季節や水温、釣り人の有無などの状況の違いによる魚の付き場(魚が身を隠しているポイント)の違いがわかるからです。
川幅は、10m前後が慣れるまでは釣りやすいと思います。
これ以上狭い川だと、ストーキング技術(魚に気づかれないようにポイントに近づく技術)やキャスティング技術が必要となります。
また、広い河川では、ロングキャストが必要となるからです。

(雪しろのおさまる7月上旬頃から大物が釣れる実績の高い高瀬川本流)
ルアーフィッシングにお薦めなのは釣り下り
一般に、渓流では釣り上がることが(上流に向かって釣っていくこと)が常識とされています。
これは、魚が上流から流れてくる餌を上流に向いて待っているので、下流側からポイントに近づいていったほうが魚に気づかれにくいなどの理由によるものです。
しかし、ルアーはリップに水流を受けると泳ぐようにできています。
釣り上がるとすると、上流に向かってキャストして泳がせてくる事になるのですが、実際には流れの中では流れより早くリトリーブしてこないルアーはアクションを起こしません。
が、流速より早く巻いてしまうと魚がルアーに気づいても追いつけなくなります。
ですから、実際には自分のいる位置よりも下流にルアーが流れてこなければ釣れないということです。
ならば、上流側にキャストするよりも、下流側にキャストしたほうが、着水後すぐにルアーは泳ぎだしてくれますので効率よく釣る事ができるのです。
そして、釣りは自分よりも進行方向で前のポンとを釣るのですから、釣り下りながら釣ったほうがルアーの特性を充分に引き出す事ができるのです。
ただし、最近では釣り下る人も増えてはきましたが、一般的にはまだ釣り上がる人のほうが断然多いのです。
そして、渓流は人の歩いた後では釣れないといわれていますので、当然、いきなり上流から釣り人が降りてくればトラブルの元になります。
ですから、自分が釣り下るエリアに他の釣り人がいないかどうか確かめてから入渓するようにしましょう。
また、それでも釣りあがってくる釣り人と鉢合わせないんったときには、自分からあいさつをするようにしましょう。
あいさつ一つで、よけいなトラブルを避けることもできるのですから。